○○クリニック
病院のこと、ペットのこと、病気のこと
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よくあるご質問をあらかじめQ&A形式で載せています。
随時更新致しますので、こまめにチェックしてみてください。
更新日 2011年5月3日

診療内容・時間外・往診・預かりなど
きたむら動物病院はどんな病院ですか
遠方ですが皮膚病の治療を希望したいのですが
内分泌外来について
お薬の処方、調剤について    ←NEW!
診療費について
往診について
エキゾチック動物について
ペットホテルについて
ワクチンについて
時間外の診療について
トリミングについて
ペット保険について
電話・メール相談について


ペットについて
子犬・子猫が家に来たとき
ワクチンの重要性
ペットフードと手作り食どちらがいい?

病気について
デキモノがある
口がにおう?
水をよく飲む?
目が赤い?
咳をしている


診療内容・時間外・往診・預かりなど
Q きたむら動物病院はどんな病院ですか?

A 当院は、一般的な内科、外科診療およびワクチンやフィラリア症、ノミダニ症
などに対する予防医療、および主に子犬などの幼少期の「お付き合いの仕方」のご相談
など、動物病院として基本的な診療内容と、「犬猫の皮膚病専門外来」を併設して
います。

「皮膚病専門外来」は、主にワンちゃんのアレルギー性皮膚疾患を中心に、その他各種
皮膚疾患に対し、飼い主さんとの十分なお話し合いの上、積極的に取り組むよう努めて
います。

当院は、外科領域に関しては、例えば胃腸、膀胱などといった軟部外科に対しては対応
可能ですが、骨折や関節の手術など特殊な整形外科領域の手術に関しては対応できません。
そういった手術を要する場合、速やかに対応可能な病院をご紹介いたします。

また、鳥類やうさぎなどのエキゾチックアニマルに関して、より専門的な知識を要する
ことが多々あるため、「動物病院 うずら堂」さんをはじめとした他院をご紹介することが
ございます。

獣医療的には、皮膚科、内分泌科、呼吸器科、循環器科、消化器科、泌尿器科といった
内科領域や慢性疾患の診療を中心とした病院です。
医療設備においても、一般的な検査以外に、甲状腺機能、副腎機能、黄体ホルモン検査、
細菌薬剤感受性検査なども病院内にて可能です。

できるだけリラックスした、話しやすい雰囲気づくりができるように、スタッフ一同
努めています。

動物の診療を通して、飼い主さんに、「安心」と「信頼感」を持って頂ける病院
となれるよう、スタッフ一同頑張ります。



Q 遠方ですが皮膚病の治療を希望したいのですが

A 当院では、ワンちゃんの皮膚病診療を希望される遠方の方がおられますので、以下の
 要領で診療をすすめています。

@ お電話いただき、皮膚病用問診票をFAXします。FAXが無い方は御来院時、皮膚病用
 問診票の記入をお願いします。

A 初診は当院まで御来院いただきます
  (米倉動物病院から継続治療の飼い主様の場合を除きます)
  皮膚検査や血液検査等、必要な検査を順次行います。
  初診を御来院されずに治療はできませんのでご了承下さい。

B 治療方針や処方が決定次第、お薬をや外用薬など当日お渡し可能なものはお渡しします。

C 当院での継続治療が必要な場合、メールアドレスをお渡しし、経過をデジタルカメラ等
 で送っていただきながら治療します。
  かかりつけの動物病院でも対応可能な皮膚病の場合は、別途指示いたします。

D 当院の継続治療が必要な皮膚病で、経過観察が必要な場合は、可能であれば通院して
 いただいておりますが、遠方の場合通常は数ヶ月〜半年に1度の再診を指示しています。
  あるいは地元のかかり付けの動物病院にて内蔵機能の血液検査等をお願いする場合など、
 ケースバイケースで指示しています。



Q 内分泌外来について

 当院では、病院内にて「甲状腺ホルモン測定」、「コルチゾール測定(副腎機能検査)」、
「プロジェステロン測定(黄体ホルモン測定)」が可能です。

 特にワンちゃんにおいては「甲状腺機能低下症」、「副腎皮質機能亢進症」「副腎皮質
機能低下症」、猫においては「甲状腺機能亢進症」、「副腎皮質機能亢進症」、
「副腎皮質機能低下症」などの診断が可能です。

 甲状腺や副腎の病気についての詳細はここでは書きませんが、内分泌(ホルモン)病は
毎日一緒におられる飼い主さんでも見過ごされやすい病気が多いため、特に中齢以上の
ワンちゃんで、「最近老けた気がする」「散歩行ってもすぐ帰りたがる」「食べる量を減らし
てるのにぽちゃっとしてやせない」「あぶらっぽい」「毛が薄い」「普通のワンちゃんより
いやに大人しい」などの症状がある場合、猫さんでは「吐き癖のような嘔吐がいやに多い」
「食べても食べてもガツガツして太らない、やせた」「昔よりいやに性格がきつくなった」
などの症状がある場合など、内分泌(ホルモン)病が隠れている場合があります。

 また、「黄体ホルモン測定」は、メスのワンちゃんの排卵時期を調べたり、出産の直前での
時期を調べたりといった、妊娠出産計画をよりスムースに行うことが可能になりました。

 ワンちゃんの婦人科系の病気の素因も分かる場合もありますので、発情が何年もこない、
あるいは発情出血のあとでもないのにオッパイが出る、などの症状がある場合、
「黄体ホルモン検査」を行うことにより、卵巣機能の異常が発見される場合があります。

 内分泌検査は採血で可能ですので、気になる症状がある場合、ご相談下さい。

 尚、上記検査の受託も可能ですので、ご希望の動物病院さんはお問合せ下さい。



Q お薬の処方、調剤について

 
通常、診療のあとに、調剤しおくすりをお渡ししておりますが、飲み薬の継続が必要な
ペットさんで、継続のお薬が必要な場合、お電話にて看護師にお伝え下さい。
 直接ご来院頂くとお待たせすることがありますので、、可能であれば午前にお電話を
頂き、処方可能か確認のうえ、後ほどお薬を受け取りにご来院頂くとスムーズです

 特に、粉薬などは調剤に多少お時間を頂きますので、余裕を持って飼い主様にお渡し
できるよう、ご協力の程宜しくお願いします。



Q 診療費について
 お電話などでお問合せされることが一番多いのが診療費についてです。
獣医療法上、広告における料金の明示は禁じられておりますので、詳細を明記は
できません。
 一般外来で多いのは数千円程度ですが、検査等の必要性に応じて費用は変わります。
皮膚病専門外来では、ホルモン検査や細菌検査など特殊検査が必要なケースが
多いため、検査の必要性に応じて、初診では数千円程度から3万円程度まで
非常に大きな幅があります。
 院内の診察室の掲示板にて、ワクチンや避妊去勢手術などの料金は掲示してあります
ので参考にして下さい。

なお、診療費に関する飼い主様へのトラブル防止のため、会計において分割払いや
後日支払いは一切お断りします。

診療費は、当日現金にて一括、またはカードにて1回または2回のみのお取り扱いと
なっておりますのでご了承下さい。


Q 往診について



A 基本的に、当日の正午までにお電話でご予約下さい。

ワクチンなどの予防や、フードや薬の配達なども承ります。
ただし、時間的な制限がありますので、往診時間に重症な
動物や手術が入った場合は、こちらから変更をお願いする
こともございます。

なお、往診対応時間は、月、火、木曜日の12:30-14:30時です。

往診をご希望の方は、往診車を駐車するスペースを確保し
ていただけると大変助かります。




Q エキゾチック動物について

A 当院は、ワンちゃんネコちゃん以外の「エキゾチック動物」に
分類される、うさぎ、フェレット、ハムスター、モルモット、などに
関しては、あまり専門的な対応はできません。

当院で対応が難しい動物や症状に関しては、専門的な知識のある
病院をご紹介致します。

なお、鳥類、うさぎの診察は「動物病院 うずら堂」さんをご紹介
しております。



Q ペットホテルについて



A ワンちゃんネコちゃんのお預かりは予約制です。

フード(一般食)に関しては当院でご用意いたしますが、
ペットの緊張やストレスを和らげるためにも、可能であれば
ご自宅のフードを持参していただきお預かりすることをおす
すめしています。

環境の変化に非常に敏感なペットさんは、緊張やストレスが
かかることも多くあります。
お預かりしている間に食欲不振、嘔吐や下痢などのストレス症状や、
おしっこをがまんして膀胱炎などを起こすペットちゃんもいらっしゃいます。

なお、ペットホテルは、ペット同士の感染症蔓延を防止するため、
ワクチン接種済のペットさんに限ります(要ワクチン証明書)

ノミやダニなどが感染している場合や、ネコカゼなどの感染症の症状が
ある場合は、その治療を行います。その際の診療費は発生いたします。
また、状況により、感染症の子のペットホテルはお断りする場合が
ございますのでご了承下さい。

また、あまりにも幼いワンちゃんネコさんに関しては、管理上、
「ペットホテル」はお受けできない場合があります。



日曜、金曜は午前のみのお返しになります。
水曜、祝日の休診日は午前9時30分のみのお返しになります。


なお、ペットホテル費用は、チェックインは午前でも午後でも同額です。
チェックアウトが午後になる場合、半日分の費用が発生します。
費用に関しては、事前にご確認下さい。


獣医師が学会・セミナーなどにより出張予定の場合、お預かりはできません
のでご了承下さい。


動物取扱業 登録番号 147号
事業所名称 きたむら動物病院
事業所所在地 高知市北川添24-27
動物取扱責任者 北村 英祐
種別 保管
登録年月日   平成21年 1月 7日
有効期間の末日 平成26年 1月 6日


Q ワクチンをお願いしたいのですが?


A ワクチン接種は午前中で極力お願いしています。

何千匹に1匹は、ワクチンを打った後に副反応(ワクチンアレル
ギー)が出ることがあり、それは打った後数分〜5,6時間(場合に
より1日後程度)に現れます。

よく現れる症状は発熱顔面腫脹(顔がボッコリ腫れる)、発疹
(皮膚が赤くなる、点々が出る)、嘔吐(ひどくゲーゲー吐く)、
虚脱(グッタリして危険)、注射部位の反応、などです。

ネコちゃんでは、当日から次の日あたりに、発熱して食欲がなく
なったりジッとして全然元気がなくなる、からだを触ると熱い感じ
がする、ということもあります。

副反応に対する速やかな対応が必要になることがありますので、
午前中の接種をおすすめしています。

夜間にワクチンアレルギーが発症した場合、対応できません。

また、ワクチン接種時は診察料はかかりません。
往診でワクチンをご希望の場合は、往診料は頂きますが診察
料は不要です。



Q 時間外の診療について


A 現在、当院は時間外診療に関して対応できる体制が整っておりません。ご了承下さい。


Q トリミングについて

A 当院では、トリミング業務は行いません。


Q ペット保険について

A 当院は、アニコム社やアイペット社などのペット保険は提携していません。
ペット保険にご加入の飼い主様については、ご自身で保険会社さんに
ご請求していただくようになっておりますのでご了承下さい。
(保険の適応となる金額に違いは生じません。)


Q 電話・メール相談について

 メールやFAXによる獣医療相談は、誤解や間違いを生む原因になりますので
一切受け付けておりません。

 電話にてまかなえる範囲には限りがあります。獣医師はひとりですので、
基本的に診察時間中に獣医師がお電話でお話しすることはできません。
 診療相談をお求めになられることもありますが、診察を前提としないご相談は
誤解や間違いのモトですので原則としてお断りしています。
 ご相談のみでも、ご来院頂いておりますので、どうぞご協力の程宜しくお願いします。

ペットについて
Q 子犬・子猫が家に来ました。いつ動物病院に行くのがいい?                        
   

A ペットショップやブリーダーから購入した、譲ってもらった、
拾った、など、新しいペットがやってくるきっかけはいろいろ
ありますが、一般的にペットショップ等で生後数ヶ月のワンちゃん
ネコさんを迎え入れた場合、新しい環境に慣れるよう1週間ほど
ご自宅で様子を見てあげましょう。

新しい環境で少し体調を崩す子犬・子猫ちゃんは、この1週間の間に
調子を崩し、下痢をしたり、吐き戻しをしたり、咳をしてしまったり
といった症状が出ることがありますので、もしそのような症状が出たら
様子を見ずに、その時点で獣医師にご相談下さい。

何事もなく新しいお家に慣れたようでしたら、1週間〜10日後を目安に
健康診断と
検便をしておきましょう。

その際、ワクチンに関してやいろいろな予防、しつけなどのご相談
やご説明も十分できるようにしますので、飼い主様もどんどん
ご質問をぶつけてみてください。

新しいペットを譲ってもらったり、拾ったりした場合は、ケースバイ
ケースです。いずれの場合も、新しいペットを飼い始めることは喜び
と不安が入り混じることと思います。

わからないことや不安なことは遠慮なく獣医師にご相談下さい。




Q ワクチンって本当に必要なの?


A  ひとくちにワクチンと言っても、犬では狂犬病ワクチン、混合ワク
チン、ネコちゃんでは混合ワクチン、白血病ワクチンなど、いろい
ろなワクチンがあります。

犬の狂犬病ワクチン

法律で定められているワクチンであり、生後3ヶ月以上のワンちゃん
はすべて狂犬病ワクチンを接種し、市町村への登録を行います。
狂犬病自体は、日本では「もう存在しない」病気と思われがちです
が、今もなお世界では狂犬病で年間数万人が亡くなっています。

また、日本国内でも、自分のワンちゃんが万が一、他の人を咬ん
でしまった場合
、狂犬病ワクチンを打っているか打っていないかで
対応やその後に大幅な違いが生じます。
飼い主様のためにも、他人のためにも、そしてワンちゃんご自身の
ためにも、狂犬病ワクチンは必ず接種してあげてください。


犬の混合ワクチン

ジステンパーウイルス(神経症状等を引き起こし死亡率が高い)、
パルボウイルス(嘔吐、下痢、血便、心臓発作等を引き起こし死
亡率が高い)、アデノウイルス(犬のかぜ症候群、気管支炎や
肝臓病などを引き起こす)、パラインフルエンザウイルス(犬の
かぜ症候群を引き起こし伝染力が強い)、コロナウイルス(下痢
を引き起こしパルボウイルスと一緒に感染すると死亡率が高く
なる)、レプトスピラ感染症(ばい菌による伝染病、発熱貧血黄疸
などを引き起こす)などの予防をする「ワンちゃんのための」ワク
チンです。

特に免疫力、抵抗力の未熟な子犬にとって、ワクチンは病気から
命を守るまさしく「命綱」です。

ワクチンで予防できる病気のなかには、最悪の場合亡くなってしまう
病気もあり、できればきちんと予防できるよう接種してあげたほうが
良いでしょう。

また、他のワンちゃんに移る、他のワンちゃんから移る病気もあり
ますので、適切な時期にキチンとワクチンを接種してあげて、抵抗力
をつけて、お外で大いに遊んでも大丈夫なようにしてあげましょう。



ネコちゃんのワクチン

(ネコカゼの目の症状のある子猫ちゃん)

ヘルペスウイルス感染症(クシャミ、鼻水、目ヤニなどのネコカゼ
を引き起こす)カリシウイルス感染症(ネコカゼや口の中に潰瘍を
起こす)ネコ汎白血球減少症(ネコパルボウイルス/抵抗力が低下
し発熱や下痢、食欲消失などから死亡することもある)などを予防
する混合ワクチンと、ネコ同士のケンカにより移る白血病を防ぐワ
クチンがあります。また最近エイズワクチンというものも開発
されました。

ネコちゃんもワンちゃんと同様に、子猫ちゃんは非常に抵抗力が
幼いため、ウイルスによるカゼなども治療になかなか時間がかかり
ます。生まれた年のワクチンは非常に重要で、もしカゼのウイルス
が移ってしまったとしても、ワクチンを打っておくことにより症状は
軽くてすむことが多くなります。

生まれた年は生後2-3ヶ月に2-3回、その後1年に1回のワクチン
接種となります。


ワクチンの種類については、飼育環境により予防する必要のある
病気が違う場合があります。
また、ワクチンを打ったら100%予防できるというわけではない
種類の病気もありますので、どのワクチンを選択するかはすべて
飼い主さんと話し合います。

またワクチンの種類によって、数時間以内に起こるまれな副反応が
出やすくなることもありますので、どの病気の予防が必要か、飼育環境
などをよくお聞きした上で決定します。

副反応に対する速やかな対応が必要になることがありますので、
午前中の接種をおすすめしています。

夜間にワクチンアレルギーが発症した場合、対応できません。


Q ペットフードと手作り食、どちらがいいの?


A 昔は「家族の食べた残り物で十分元気だった」というようなことも
よく言われていました。現在は、フード会社の企業努力と品質向上に
よりペットフードに対する考え方が受け入れられ、また便利さもあり
かなり普及するようになりました。
その一方で、飼い主様が手間をかけても手作り食を与えてあげたい
という考え方も徐々に出てきています。


どのフードが一番良いか?


この答えは実はありません。

たしかに、昔のようなフードの与え方の時代は、寿命は短かったですし
まだいろいろな病気の診断もできない時代でしたが、飼育環境の変化
による、アレルギー性皮膚炎のような疾患は、今よりも少なかったでしょう。
一方で、ペットフード会社の努力とフードの普及が、ペットの長寿化に
大きく貢献したのは言うまでもありません。

「ペットにごはんをあげる」ことと「喜んで食べている」ことは、飼い主さん
にとってもペットにとっても、非常に大きな喜びです。
恐らく正解は、「犬猫にはこのフードが正しい」というものは存在しない、
ということです。

病気や体質でそのフード以外は食べないほうがいい、という状況で
あれば仕方ないこともありますが、健康なワンちゃんネコちゃんであれば
ペットフードでも手作りでもあまり細かく気にしなくても大丈夫です。
しかしながら、人間の食べているものをついつい与えてしまったり、
コロコロとフードの種類を変えてしまってたりして、「グルメさん」
「ポッチャリさん」になってしまうワンちゃんネコちゃんもおりますので、
ペットのごはんひとつとっても「良い加減」が大切になります。

もちろん、そういってもいろいろと迷ったりわからないこともあると思います
ので、「これで大丈夫かしら」とか、「どういうフードが合ってるか教えてほしい」
などというとき、そのペットちゃんの種類や年齢、食欲や好みも千差万別、
ケースバイケースですので、ご遠慮なく獣医師にご相談ください。


病気について
Q 体をさわってたらデキモノが触れますが?


A 人間も同様ですが、動物も皮膚や、皮膚の下などにデキモノやしこり
が触れることがあります。動物の皮膚にできるデキモノやしこりは、ニ
キビの大きいもののような脂の老廃物が貯まっただけのもの、脂肪の
かたまり、いわゆる「イボ」、虫刺されや皮膚病などからできる舐めこわし、
水風船のような「カプセル」状のものから、オッパイのしこり、皮膚の腫瘍
や腫れたリンパ節などといった、ひとくちに「デキモノ」といっても本当に
さまざまなものがあります。

「デキモノ」が悪い腫瘍である場合もありますので、ペットの体になにか
しこりのようなものやデキモノが触れたら、たとえ小さいものでも、でき
れば様子を見ず、迷わずに獣医師にご相談下さい。

場合により、注射針でデキモノの中身を吸い出して顕微鏡でチェック
する「細胞診」
を行うことにより、デキモノが何であるかより迅速に診断
が可能です。




Q 口が臭うのですが?


A 口がにおうペットちゃんの場合、実は「普通このくらいはどの動物
でもにおう」程度であるものを、飼い主様が気にかけておられることも
少なくありません。

本当に口の中の問題がある場合、それだけで特に食欲には影響がないこと
もあれば、ヨダレが多い、フードを痛そうに食べる、噛むときにシャリシャリ
音がする、口も痛そうで食欲もない、膿の鼻水が出る、眼の下のほっぺたに
穴が開いている、などいろいろな症状が出ることがあります。

しかし、やはり本当に問題がある場合、歯周病や歯槽膿漏、歯石、口内炎
などの「口の中の問題」、胃腸や腎臓、肝臓などが悪い場合の「内臓からくる
口臭」の可能性があります。

ワンちゃんでは歯石や歯周病、歯槽膿漏の問題、歯茎のデキモノ、ネコ
ちゃんでは歯石や歯周病に加え、免疫異常やウイルス感染、腎臓病など
が関わる「口内炎」や、頬の粘膜がボッコリ腫れるような病気であることも
あります。

歯石除去などでスッキリきれいになる場合や、内科療法で口の痛みを
管理する方法、または口臭の本当の原因が別のところにあり、それを
治療する方法など、ひとくちにお口の問題と言えども様々なことが考え
られますので、遠慮なくご相談ください。




Q 水を良く飲むのですが?


A 水を良く飲む、という時に、そのワンちゃんネコちゃんが「異常なほど
水を飲んでいるかどうか」という問題があります。
水を良く飲んでいる、という印象があっても、実際量ってみると量としては
おかしいほどではないことはよくありますが、「水をたくさん飲む」ことに加え
「おしっこの量も多い気がする」となると、病気であることがあります。

この状態を「多飲多尿」と言うのですが、多飲多尿を引き起こす原因には、
腎臓の問題、糖尿病、副腎や脳下垂体などのホルモンの異常の問題、子宮蓄膿症
や、何らかの感染による発熱、肝臓病、そのペットちゃんの性質的な原因など、
いろいろな可能性が考えられます。

水を良く飲むなあ、と感じられたら、ご遠慮なく獣医師にご相談ください。
その際に、可能であればおしっこを紙コップなどにとってきて頂けると、
尿検査により非常に参考になります。




Q 目が赤い気がする?


A 目が赤い、というと、いわゆる白目の部分が充血していたりするような
目の球の問題や、目の周りの皮膚が赤いなどの状態のこともあり、それは
獣医師は実際診てみないと判断がしづらいため、「目が赤い」と飼い主様が
感じられたら、なるべく早くに受診されることをお勧めします。

白目の部分(強膜あるいは結膜)が赤くなる病気には、ばい菌、異物、アレル
ギーなどが原因となる強膜炎、結膜炎がまずありますが、なかには眼球の
内側の「ぶどう膜」という部位に炎症が起こり、症状が進むと緑内障になって
しまう可能性がある「ぶどう膜炎」という病気であることがあります。
(難しくなるのでここではこれ以上の内容は割愛します)

「ぶどう膜炎」および「急性緑内障」は診察でよく遭遇する急性疾患です。

ペットちゃんの目の異常は、2-3日経過するだけでまるで症状が進んでしまう
ことも多く、またなるべく早い処置をしてあげる必要がありますので、おかしい
と感じたら、迷わずに獣医師にご相談ください。

眼圧測定器(TONOVET)
ブドウ膜炎や、緑内障で上昇する目の硬さ「眼圧」を計測します。




緑内障が進み、左眼が「牛眼」になってしまったワンちゃん
(ここまで経過すると、内科治療は困難を極めます)





Q 妙に咳をしているようです。



A 咳には大きく分けて咽頭や喉頭といったノドの問題、気管から気管支、
肺の問題、心臓の問題、そしてウイルスやばい菌などによる感染症の問題が
考えられます。
また本来は生体の防衛反応であり、アレルギーも絡み症状が悪化している
ことも多々あるため、咳がどのような原因でどのくらいペットに負担になって
いるかをつかむことが、診断と治療には非常に重要です。

ゴホゴホ咳かカーカーの咳か、ガチョウのような咳か、犬か猫か、若令か
成犬猫か老犬猫か、一日何回くらいなのか、午前が多いか夜が多いか、いつから
なのか、フードを食べた後や水を飲んだ後に咳をしていないか、口をあけて呼吸
をしていないかなど、経過も症状も非常に様々です。
(余談ですが、特に猫の場合、一見「嘔吐・吐出」と「咳」の症状が非常に似ている
場合があります。)

問題ない程度の咳なのかどうかは診察をすればだいたいわかりますが、問題の
ある咳の場合は詳しく状態をつかんでおくことが大切ですので、よく咳をするな
と感じられたら、ペットちゃんがどのような咳なのかデジカメなどの動画で
見せて頂けると大変参考になります。

また、子犬に関しては、「ほかのワンちゃんに移る咳」の場合がありますので、
診察前にお電話頂けると非常に助かります。



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